“はっそく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
発足66.7%
八足33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、一行は愈々いよいよ死の谷へ発足はっそくした。山又山を越えて、やがて死の谷の近くへ来た。一行は望遠鏡の力を借りて観測した。白い蒸気のようなものが飛散している。
科学時潮 (新字新仮名) / 海野十三佐野昌一(著)
と、空を仰いで、発足はっそくの心支度を人々へうながしながら
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その軸の前に置いてある朱塗の八足はっそく台のしょくも、欄間にかかっている頼春水らいしゅんすいの書も、壁に寄せてある蒔絵まきえたなも、その棚の上の置時計も、皆その一つ一つを見れば
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)