発足はっそく)” の例文
旧字:發足
で、一行は愈々いよいよ死の谷へ発足はっそくした。山又山を越えて、やがて死の谷の近くへ来た。一行は望遠鏡の力を借りて観測した。白い蒸気のようなものが飛散している。
科学時潮 (新字新仮名) / 海野十三佐野昌一(著)
と、空を仰いで、発足はっそくの心支度を人々へうながしながら
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)