“頼春水”の読み方と例文
読み方割合
らいしゅんすい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その軸の前に置いてある朱塗の八足はっそく台のしょくも、欄間にかかっている頼春水らいしゅんすいの書も、壁に寄せてある蒔絵まきえたなも、その棚の上の置時計も、皆その一つ一つを見れば
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
拝むようにして頼み込んで車を格子こうし先に停めて置き、二人は二階の八畳の間に上って、あの朱塗の八足台のしょくや、頼春水らいしゅんすいの額や、蒔絵まきえたなや、その棚の上の置時計等が
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)