“はききよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
掃清100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町をまわりすました後では、揃ってこの演芸館へ練込んで、すなわち放楽の乱舞となるべき、仮装行列を待顔に、掃清はききよめられたさまのこのあたりは、軒提灯のきぢょうちんのつらなった中に
怨霊借用 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
遥かに望んでも、その枝の下は、一筵ひとむしろ掃清はききよめたか、とちりとどめぬ。
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
はるかにのぞんでも、えだしたは、一筵ひとむしろ掃清はききよめたか、とちりとゞめぬ。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)