“のりかえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
乗換40.0%
乗更20.0%
乗替20.0%
分岐点20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「君江さん。もう乗換のりかえはないぜ。自動車を呼ぼう。」
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
聞くならく、こんどの合戦に、鎌倉殿のお厩から曳き出された逸物には、義経の料にとて薄墨うすずみ——乗更のりかえ駒に青海波。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山「いえ金子は入りません、ねがわくはお乗替のりかえの馬を一頭頂戴致したい」
御存じの通り、この線の汽車は塩尻しおじりから分岐点のりかえで、東京から上松へ行くものが松本で泊まったのは妙である。もっとも、松本へ用があって立ち寄ったのだと言えば、それまででざっと済む。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)