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のぼりさ
ふりがな文庫
“のぼりさ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
昇去
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昇去
(逆引き)
蓋
(
ふた
)
を
拂
(
はら
)
へば、
昏惘
(
こんまう
)
として
令史
(
れいし
)
あり。
妻
(
つま
)
、
微醉
(
ほろゑひ
)
の
面
(
おもて
)
、
妖艷無比
(
えうえんむひ
)
、
令史
(
れいし
)
を
見
(
み
)
て
更
(
さら
)
に
驚
(
おどろ
)
かず、そんなものはお
打棄
(
うつちや
)
りよと。
令史
(
れいし
)
を
突出
(
つきだ
)
し、
大勢
(
おほぜい
)
一所
(
いつしよ
)
に、あはゝ、おほゝ、と
更
(
さら
)
に
空中
(
くうちう
)
に
昇去
(
のぼりさ
)
りぬ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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