“のだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
野田80.0%
伸立10.0%
野立10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
只今の川蒸汽かわじょうきとは違い、らちが明きません。市川、流山ながれやま野田のだ宝珠花ほうしゅばなと、船を附けて、関宿せきやどへまいり、船を止めました。
「そのまた買った人がどうしても伸立のだたない。なんでもあの土蔵からおけが出るという噂で、あれからもう三代目、こうしていまだに売物に出ていますようなわけで」
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
御順路の日割によると、六月二十六日鳥居峠お野立のだて、藪原やぶはらおよびみやこしお小休み、木曾福島御一泊。二十七日かけはしお野立て、寝覚ねざめお小休み、三留野みどの御一泊。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)