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のだて
ふりがな文庫
“のだて”の漢字の書き方と例文
語句
割合
野立
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
野立
(逆引き)
二本杉は名高いもので、昔何代目かの将軍が、
野立
(
のだて
)
の時
箸
(
はし
)
を立てられたのだといい伝えられて、白山上からもよく見えました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
こういったのは若き吉宗、
床几
(
しょうぎ
)
をすえて、そこに
野立
(
のだて
)
をしております。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
曙町の家は旧土井邸の跡で、杉の大木が二本あって、それが
白山
(
はくさん
)
の上からも見えていました。昔将軍が狩に出て、
野立
(
のだて
)
せられた時、食後に
箸
(
はし
)
を二本立てられたのが成長したのだなどといわれます。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
のだて(野立)の例文をもっと
(2作品)
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“のだて”の意味
《名詞1》
貴人が乗り物を止め野外で休憩すること。
天皇が野外で(軍事演習などを)展望すること。
《名詞2》
野外でお茶を点てること。
(出典:Wiktionary)
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