“のうりょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
能力80.0%
脳力20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
親のもつ経済力を転用して、子の有する知識ちしき能力のうりょくを軽視せんとする事は不条理ふじょうりである。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
これをあとで分析研究して、怪魚がどんな程度の能力のうりょくを持った生物であるか、また、さらに分かれば、その怪魚たちは、どんなことを考えていたか、どんなことをしゃべっていたかなど調べてくるのだ
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)
一寸ちょい旗本はたもと御家人ごけにん出遇であう所が、応接振りは上品で、田舎者と違い弁舌もく行儀も立派であるが、何分にも外辺うわべばかりで、物事を微密ちみつに考える脳力のうりょくもなければまた腕力も弱そうに見える
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)