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ねりべい
ふりがな文庫
“ねりべい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
練塀
94.4%
煉塀
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
練塀
(逆引き)
何んだろうと、私は松と話しながら、
練塀
(
ねりべい
)
へ突き当って、上野町の方へ曲がって行こうとすると、
其所
(
そこ
)
に異様な
風体
(
ふうてい
)
をした武士の一団を見たのであった。
幕末維新懐古談:19 上野戦争当時のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
すたすたとお堂の前に帰っていった出会いがしらに、ぱったり顔を合わせたのは、
練塀
(
ねりべい
)
小路の妙見堂から汗をふきふき駆けつけたあば敬とその一党です。
右門捕物帖:24 のろいのわら人形
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
ねりべい(練塀)の例文をもっと
(17作品)
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煉塀
(逆引き)
杉の
生垣
(
いけがき
)
をめぐると突き当たりの
煉塀
(
ねりべい
)
の上に
百日紅
(
ひゃくじつこう
)
が
碧
(
みどり
)
の空に映じていて、壁はほとんど
蔦
(
つた
)
で埋もれている。その横に門がある。
河霧
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
豊吉は物に襲われたように
四辺
(
あたり
)
をきょろきょろと見まわして、急いで
煉塀
(
ねりべい
)
の
角
(
かど
)
を曲がった。
四辺
(
あたり
)
には人らしき者の影も見えない。
河霧
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
ねりべい(煉塀)の例文をもっと
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