“ぬいのすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
縫殿介40.0%
縫殿助40.0%
縫之介20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佐渡も縫殿介ぬいのすけも、的確に目標を指さされた心地がした。或は? ——いやいやこの上は、武蔵のいそうな処としては其処以外には考えられない。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
岡本况斎、名は保孝ほうこう、通称は初め勘右衛門かんえもん、後縫殿助ぬいのすけであった。拙誠堂せつせいどうの別号がある。幕府の儒員に列せられた。『荀子じゅんし』、『韓非子かんぴし』、『淮南子えなんじ』等の考証を作り、かたわら国典にも通じていた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
江戸大奥お出入り、お手当米二百石、後藤ごとう縫之介ぬいのすけと、名字帯刀までお許しの呉服師だ。