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縫殿助
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ぬいのすけ
ふりがな文庫
“
縫殿助
(
ぬいのすけ
)” の例文
五助が墓地にはいってみると、かねて介錯を頼んでおいた松野
縫殿助
(
ぬいのすけ
)
が先に来て待っていた。五助は肩にかけた
浅葱
(
あさぎ
)
の
嚢
(
ふくろ
)
をおろしてその中から
飯行李
(
めしこうり
)
を出した。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
岡本况斎、名は
保孝
(
ほうこう
)
、通称は初め
勘右衛門
(
かんえもん
)
、後
縫殿助
(
ぬいのすけ
)
であった。
拙誠堂
(
せつせいどう
)
の別号がある。幕府の儒員に列せられた。『
荀子
(
じゅんし
)
』、『
韓非子
(
かんぴし
)
』、『
淮南子
(
えなんじ
)
』等の考証を作り、
旁
(
かたわら
)
国典にも通じていた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
縫
常用漢字
中学
部首:⽷
16画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“縫殿”で始まる語句
縫殿介
縫殿頭
縫殿頭殿
縫殿
縫殿頭定常