“ぬいあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
縫合50.0%
縫開50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ハタと止(や)めば、その空の破(わ)れた処へ、むらむらとまた一重(ひとえ)冷い雲が累(かさな)りかかって、薄墨色に縫合(ぬいあ)わせる、と風さえ、そよとのもの音も、蜜蝋を以(もっ)て固く封じた如く、乾坤(けんこん)寂(じゃく)となる。……
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そうではあっても、几帳(きちょう)の垂帛(たれぎぬ)の縫開(ぬいあ)けから手で外へかき出した髪のあまりのみごとさにしばらく鋏の手を動かすことはできなかった。
源氏物語:55 手習 (新字新仮名) / 紫式部(著)