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にゅううん
ふりがな文庫
“にゅううん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
乳暈
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乳暈
(逆引き)
仄
(
ほの
)
かな行燈の光りの中で、彼女の胸のなめらかな白さと、
乳暈
(
にゅううん
)
の
鴇色
(
ときいろ
)
をした豊かな張りきった乳房とが、どきっとするほど
嬌
(
なま
)
めかしく色めいてみえた。
夜の蝶
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
薄い
樺色
(
かばいろ
)
の
乳暈
(
にゅううん
)
だけの、小さいけれど固く張りきった
乳房
(
ちぶさ
)
から、きめのこまかな、
清絹
(
すずし
)
のように青みを帯びた白いなめらかな肌、まるく小さな肩や、くびれている細腰などを
五瓣の椿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
薄い
樺色
(
かばいろ
)
の
乳暈
(
にゅううん
)
、ゆたかな腹部の
抉
(
えぐ
)
ったような
窪
(
くぼ
)
みと、それに続く
隆
(
たか
)
まりの上の僅かな幅狭い墨色、広くなった腰から重たげな
太腿
(
ふともも
)
へ、そうしてすんなりと細くしなやかに伸びている脚。
鵜
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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