“にっし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
日子94.7%
日誌5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
趙は進退に窮して旅館へ入り、故郷へ引返そうか、仕官の口を探そうかと思って迷っているうちに、数ヶ月の日子にっしが経った。
愛卿伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
浅井氏いわく場所広くして遠近さだかならずもしこの画を画とせんとならば更に一週の日子にっしを費して再び渋川に往けと。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
ぼくはのう学校の三年生になったときから今日まで三年の間のぼくの日誌にっし公開こうかいする。どうせぼくは字も文章ぶんしょう下手へただ。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
日誌にっし、日誌、ぼくはこの書きつける日誌がなかったら今夜どうしているだろう。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)