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なんばばし
ふりがな文庫
“なんばばし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
難波橋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
難波橋
(逆引き)
平八郎は天神橋のこはされたのを見て、
菅原町河岸
(
すがはらまちかし
)
を西に進んで、
門樋橋
(
かどひばし
)
を渡り、
樋上町河岸
(
ひかみまちかし
)
を
難波橋
(
なんばばし
)
の
袂
(
たもと
)
に出た。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
坂本が防備の工事をしてゐるうちに、跡部は大塩の一行が
長柄町
(
ながらまち
)
から南へ
迂廻
(
うくわい
)
したことを聞いた。そして
杣人足
(
そまにんそく
)
の一組に
天神橋
(
てんじんばし
)
と
難波橋
(
なんばばし
)
との橋板をこはせと言ひ付けた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
平八郎は
難波橋
(
なんばばし
)
の
南詰
(
みなみづめ
)
に
床几
(
しやうぎ
)
を立てさせて、白井、橋本、其外
若党
(
わかたう
)
中間
(
ちゆうげん
)
を
傍
(
そば
)
にをらせ、腰に附けて出た
握飯
(
にぎりめし
)
を
噛
(
か
)
みながら、砲声の
轟
(
とゞろ
)
き渡り、
火焔
(
くわえん
)
の
燃
(
も
)
え上がるのを見てゐた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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