“なまめき”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山の屋敷にしては、贅沢な膳部が、燭のなまめきに見まもられていた。側には、彼の子のすこし出来の悪い主水もんどが、時々、玉枝の顔ばかり見ながら、銀の銚子ちょうしをとって、父のしゃくをしていた。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)