“なましいたけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
生椎茸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初茸はつたけの四寸、さけのはらら子、生椎茸なましいたけ茄子なす、胡麻味噌などを取りそろえて、老尼がお給仕に立つと、侵入者が言いました
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一方八重の遅桜おそざくら三本みもとばかり咲満ちたる中に、よろず屋の店見ゆ。とざしたる硝子戸がらすどに、綿、紙、反もの類。生椎茸なましいたけあり。起癈散きはいさん、清暑水など、いろいろにしたたむ。
山吹 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
見事なる生椎茸なましいたけ岩魚いわな添へ
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)