“なぶり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
20.0%
調戯20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いやかい? いやんなって来たのかい私が。知ってるよ、いやなのは! そう云いな。何故だましてるんだ? どうして私をなぶりもんにしてるんだよ!」
「今夜は大分御機嫌だが」と昇も心附いたか、お勢を調戯なぶりだす。「この間はどうしたもンだッた? 何を云ッても、『まだ明日あしたの支度をしませんから』はッ、はッ、はッ、憶出すと可笑おかしくなる」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)