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なずな
ふりがな文庫
“なずな”の漢字の書き方と例文
語句
割合
薺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薺
(逆引き)
この母と妻の母と、もう五十に手のとゞきさうな妻と、三人の老婆が、
老鶏
(
ろうけい
)
のやうに無意識に連れ立つて、長柄の川べりへ
薺
(
なずな
)
など摘みに行つた。
上田秋成の晩年
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
薺
(
なずな
)
のたけたのをペンペン草ということは、東京の人たちもよく知っているが、
何故
(
なにゆえ
)
にそういったのかは、もうそろそろと忘れかかっているらしい。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
まだ北風の寒い頃、子を負った
跣足
(
はだし
)
の女の子が、
小目籠
(
めかい
)
と庖刀を持って、
芹
(
せり
)
、
嫁菜
(
よめな
)
、
薺
(
なずな
)
、
野蒜
(
のびる
)
、
蓬
(
よもぎ
)
、
蒲公英
(
たんぽぽ
)
なぞ摘みに来る。
紫雲英
(
れんげそう
)
が咲く。蛙が鳴く。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
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(14作品)
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“なずな”の意味
《名詞》
なずな 【薺、薺菜児、公爹菜、東風菜、那耳、斑菜】
アブラナ科ナズナ属の越年草。春の七草の一つ。 (草は新年の季語, 花は春の季語)
(出典:Wiktionary)
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なづな