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なじみきやく
ふりがな文庫
“なじみきやく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
馴染客
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馴染客
(逆引き)
別にこてこて
白粉
(
おしろい
)
を塗るやうなこともする必要がなかつたし、その時は少し病気をしたあとで、
我儘
(
わがまゝ
)
の利く古くからの
馴染客
(
なじみきやく
)
のほかはしばらく客も取らなかつたし
或売笑婦の話
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
浪人北山習之進は丹波屋の
妾
(
めかけ
)
お國が、勤めをして居た頃の
馴染客
(
なじみきやく
)
で、そばやの半兵衞は借金の抵當に屋臺を取上げられた怨み、經師屋の下職の九郎七は家賃をたつた三つ溜めて
銭形平次捕物控:316 正月の香り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
後
(
あ
)
とになし渡り求むる阿部川の此方の岸へ
着
(
つく
)
船
(
ふね
)
へ
飛乘
(
とびの
)
る
機會
(
とたん
)
に
後
(
うしろ
)
からヤレ
待居
(
まちを
)
らう重五郎と
追駈
(
おつかけ
)
來るは別人ならず
江尻
(
えじり
)
の宿の
落破戸
(
ならずもの
)
儀右衞門と云男なり
最
(
いと
)
も白妙が
馴染客
(
なじみきやく
)
にて是迄多くの金銀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
なじみきやく(馴染客)の例文をもっと
(3作品)
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なじみきゃく