“どそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
土葬71.4%
土倉28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地球の極地に近い地方において土葬どそうまたは氷にとざされて葬られている死体を掘りだし、これら死人の身体を適当に縫合わして、電撃生返り手術をほどこしてみることである。
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)
土葬どそう水葬すいそう
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
無尽(金融)をおこせ。土倉どそう(質屋)を早く再開させろ。そして訴訟はすべて、貧しい庶民の訴えから先に取上げてやれ。——などという制も、こんどの政令の特徴であった。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
東渓村へ入ったのは翌々日のひるさがり。さすが荘院しょうやの示しがよいせいか、石碣村せっかそんなどとはくらべものにならない村道のきれいさ、村の土倉どそうや、屋根もどことなく落ちついて見える。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)