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土倉
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どそう
ふりがな文庫
“
土倉
(
どそう
)” の例文
無尽(金融)を
興
(
おこ
)
せ。
土倉
(
どそう
)
(質屋)を早く再開させろ。そして訴訟はすべて、貧しい庶民の訴えから先に取上げてやれ。——などという制も、こんどの政令の特徴であった。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
東渓村へ入ったのは翌々日の
午
(
ひる
)
さがり。さすが
荘院
(
しょうや
)
の示しがよいせいか、
石碣村
(
せっかそん
)
などとはくらべものにならない村道のきれいさ、村の
土倉
(
どそう
)
や、屋根もどことなく落ちついて見える。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“土倉”の解説
土倉(どそう・とくら・つちくら)は、鎌倉時代および室町時代の金融業者。現在の質屋のように物品を質草として担保とし、その質草に相当する金額の金銭を高利で貸与した。
(出典:Wikipedia)
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
倉
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
“土倉”で始まる語句
土倉役
土倉庄三郎