“どうちょうとせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
道聴塗説50.0%
道聴途説50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道聴塗説どうちょうとせつ紛々ふんぷんには動かされまいと、みな自若じじゃくと構えてはおりましたものの、怖ろしいものは、妄を信じる世間の心理です。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そうした道聴塗説どうちょうとせつは、今にも、鍋の煮え油へ、火の落ちそうなうわさばかりであったが、年の市の賑わいは
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鹿ししたに俊寛僧都しゅんかんそうずいおり衆会しゅうえのお催しあることと存じまするが、院の御深みふかくにわしてすら、道聴途説どうちょうとせつ、とかく、世上のうるさい折から、さような集まりの席へ
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
道聴途説どうちょうとせつ
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)