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ともまち
ふりがな文庫
“ともまち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
供待
93.3%
伴待
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
供待
(逆引き)
大手の
下馬先
(
げばさき
)
は、朝から、動かない馬と駕籠と、
供待
(
ともまち
)
の人間で、
埋
(
うず
)
まっていた。——見渡すかぎりの人間の霞である。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
御帰
(
おかえり
)
ッ。」と書生が通ずれば、
供待
(
ともまち
)
の車夫、
踞
(
つくぼ
)
うて直す駒下駄を、爪先に
引懸
(
ひっか
)
けつ、ぞろりと
褄
(
つま
)
を上げて車に乗るを、物蔭より
婢
(
おはした
)
が
覗
(
のぞ
)
きて、「いつ見ても水が垂るようだ。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ともまち(供待)の例文をもっと
(14作品)
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伴待
(逆引き)
長尻
(
ながっちり
)
の男だからドコへ行っても長かったが、何処でも俥を待たして置いたから、緑雨の来ているのは
伴待
(
ともまち
)
や玄関や勝手で長々と
臥
(
ね
)
そべってる緑雨の車夫で直ぐ解った。
斎藤緑雨
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
ともまち(伴待)の例文をもっと
(1作品)
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