“ともかせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
共稼75.0%
倶稼12.5%
出稼12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『アハハハハハ麦飯を食わして共稼(ともかせ)ぎをすればよかろう、何もごちそうをして天神様のお馬じゃアあるまいし大事に飼って置くこともない。』
置土産 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
其の通り云いましたよ、夫婦倶稼(ともかせ)ぎをするのだから、金は使えばなくなる、お嬢様だからお飯(まんま)は炊けず、味噌漉(みそこし)を
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
私(わし)ア計り炭屋、先方(さき)は御用達で金はあんべいが、幾ら有っても使えばなくなってしまう、己(おら)ア稼ぎじゃア夫婦倶稼(ともかせ)ぎでなければなんねえに、先方(さき)はお嬢様だから飯は炊けねえし
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
踏み切りに立って子を背負ったまま旗をかざす女房(にょうぼう)、汗をしとどにたらしながら坂道に荷車を押す出稼(ともかせ)ぎの夫婦——わけもなく涙につまされる葉子は、定子のそうした姿を一目見たばかりで
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)