“となりびと”の漢字の書き方と例文
語句割合
隣人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あゝこれらの人々皆隣人となりびとにして、ガルルッツォとトレスピアーノとに汝等の境あらんかた、かれらをれてかのアグリオンの賤男しづのを 五二—
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
我またいはじ、我わがことばの暗きを知る、されど少時しばらくせば汝の隣人となりびと等その爲すところによりて汝にこれをさとるをえしめむ 一三九—一四一
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
力の及びうべきところに神あり、自己おのれあり、隣人となりびとあり、こは此等と此等にけるものゝ謂なることわれなほ明かに汝に説くべし 三一—三三
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
グアルテロッティもイムポルトゥーニも既に榮えき、もし彼等に新なる隣人となりびとなかりせば、ボルゴは今愈〻よ靜なりしならむ 一三三—一三五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
汝知るべし、我は伯爵コンテウゴリーノは僧正ルツジェーリといへる者なり、いざ我汝に何によりてか上る隣人となりびととなれるやを告げん 一三—一五
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
されど汝の隣人となりびと等をねたむなかれ、汝の生命いのちはかれらの邪惡の罰よりも遙に遠き未來に亘るべければなり。 九七—九九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)