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としを
ふりがな文庫
“としを”の漢字の書き方と例文
語句
割合
俊男
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俊男
(逆引き)
全く
然
(
さ
)
うでないとも
謂
(
い
)
はれぬので、
俊男
(
としを
)
は默ツて、ニヤ/\してゐたが、ふいと、「そりや人には
氣紛
(
きまぐれ
)
といふものがあるさ。」
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
俊男
(
としを
)
は見るともなく
自
(
おのづ
)
と
庭
(
には
)
に
蔓
(
はびこ
)
ツた
叢
(
くさむら
)
に眼を移して力なささうに
頽然
(
ぐつたり
)
と
倚子
(
いす
)
に
凭
(
もた
)
れた。
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
俊男
(
としを
)
はまた俊男で、素知らぬ顏で
降
(
ふり
)
濺
(
そゝ
)
ぐ雨に煙る庭の
木立
(
こだち
)
を眺めてゐた。
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
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