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ところせ
ふりがな文庫
“ところせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
所狭
80.0%
処狭
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
所狭
(逆引き)
焔は
烟
(
けふり
)
に
揉立
(
もみた
)
てられ、
烟
(
けむり
)
は更に風の為に砕かれつつも、蒸出す勢の
夥
(
おびただし
)
ければ、猶ほ
所狭
(
ところせ
)
く
漲
(
みなぎ
)
りて、
文目
(
あやめ
)
も分かず
攪乱
(
かきみだ
)
れたる中より爆然と鳴りて、天も焦げよと納屋は一面の猛火と変じてけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
微
(
ほの
)
かに見える宝物が
所狭
(
ところせ
)
きまで置いてある。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
ところせ(所狭)の例文をもっと
(4作品)
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処狭
(逆引き)
今廃道同様の運命になつて、
花崗石
(
みかげいし
)
の
截石
(
きりいし
)
や材木が
処狭
(
ところせ
)
きまで積まれて、その石や木間から、尺もある雑草が離々として生ひ乱れて居る。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ところせ(処狭)の例文をもっと
(1作品)
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