“とうべう”の漢字の書き方と例文
語句割合
投錨100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其處そこ米艦べいかん「オリンピヤ」がう投錨とうべうせるをば、此方こなた武村兵曹たけむらへいそう投手ピツチとして、彼方かなたおと名高なだかきチヤーチの一軍いちぐん華々はな/″\しき勝敗しようはいけつせんことを。
それからあたふかぎり日本の震災を救助する目的で直ちに旅順港にゐる米国分艦隊をして日本へ発航せしめた。また、上海投錨とうべう中の英国甲鉄艦 Despatechデスパテチ 号も既に日本へ向つて出帆した。
日本大地震 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)