“とうばつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
討伐50.0%
東伐33.3%
盗伐16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なおまた、直義討伐とうばつ綸旨りんじもあわせて降下された。後村上のおん名である。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
建立すこれ宮樣みやさまの始めにて一品准后の宮と稱し奉つり天子御東伐とうばつある時は宮樣を天子として御綸旨ごりんしを受る爲なり然ども天子には三種みくさの神器あり此中何れにてもかければ御綸旨を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
水際みぎわの雑木林に入ると、「あゝ誰れか盗伐とうばつをやったな」と林学士が云う。胡桃くるみってある。木の名など頻に聞きつゝ、針葉樹林に入る。此林特有の冷気がすうと身をつつむ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)