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とうどうけ
ふりがな文庫
“とうどうけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
藤堂家
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藤堂家
(逆引き)
五百の本丸を
下
(
さが
)
ったのは
何時
(
いつ
)
だかわからぬが、十五歳の時にはもう
藤堂家
(
とうどうけ
)
に奉公していた。五百が十五歳になったのは、天保元年である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
藤堂家
(
とうどうけ
)
の大きな屋敷があって、
内藤豊後守
(
ないとうぶんごのかみ
)
の屋敷があって、ちょっぴりとその真中へ狭まった町家のうちに、
円山派
(
まるやまは
)
の画描き
篠原梅甫
(
しのはらばいほ
)
の住いがある。
旗本退屈男:11 第十一話 千代田城へ乗り込んだ退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
彼は人に姿を見られるのも
厭
(
いと
)
うように、スタスタと足早に立ち去った。園内の反対の側に
遺
(
のこ
)
されたる
藤堂家
(
とうどうけ
)
の
墓所
(
ぼしょ
)
があった。そこは
鬱蒼
(
うっそう
)
たる森林に囲まれ、厚い
苔
(
こけ
)
のむした
真
(
しん
)
に静かな場所だった。
爬虫館事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
とうどうけ(藤堂家)の例文をもっと
(3作品)
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