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でんぎょうだいし
ふりがな文庫
“でんぎょうだいし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
伝教大師
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伝教大師
(逆引き)
『嬉遊笑覧』に『遠碧軒随筆』を引いて、庚申の三猿はもと天台大師三大部の中、
止観
(
しかん
)
の空仮中の三諦を、
不見
(
みざる
)
、
不聴
(
きかざる
)
、
不言
(
いわざる
)
に比したるを猿に表して
伝教大師
(
でんぎょうだいし
)
三猿を
創
(
はじ
)
めたという。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
伝教大師
(
でんぎょうだいし
)
の御再来ではございませんかといって、この弁信を伏し拝んだ光景が、はっきりと私の頭にうつりましたから、私は驚いてしまって、その人の手を取って起き上らせ、
勿体
(
もったい
)
ない
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
叡山の
根本中堂
(
こんぽんちゅうどう
)
の前にその木があるという。鶴見はまだ見ないが、
泡鳴
(
ほうめい
)
がそれについて一度語ったことを覚えている。
伝教大師
(
でんぎょうだいし
)
の時代まで
遡
(
さかのぼ
)
るとすれば、その渡来も随分古いものである。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
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