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てんまはじゆん
ふりがな文庫
“てんまはじゆん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
天魔波旬
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天魔波旬
(逆引き)
如何なる
天魔波旬
(
てんまはじゆん
)
かと
始
(
はじめ
)
は胆も
消
(
け
)
いて逃げのいたが、やがてその心根のやさしさもとくと
合点
(
がてん
)
行つて、「然らば御世話に相成らうず。」と、おづおづ「きりしとほろ」の
背
(
せな
)
にのぼるが常ぢや。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
見渡せば正面に
唐錦
(
からにしき
)
の
茵
(
しとね
)
を敷ける上に、
沈香
(
ぢんかう
)
の
脇息
(
けふそく
)
に身を持たせ、
解脱同相
(
げだつどうさう
)
の
三衣
(
さんえ
)
の
下
(
した
)
に
天魔波旬
(
てんまはじゆん
)
の慾情を去りやらず、一門の榮華を三世の
命
(
いのち
)
とせる入道清盛、さても
鷹揚
(
おうやう
)
に坐せる其の傍には
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
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(2作品)
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