“てんまはじゆん”の漢字の書き方と例文
語句割合
天魔波旬100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
如何なる天魔波旬てんまはじゆんかとはじめは胆もいて逃げのいたが、やがてその心根のやさしさもとくと合点がてん行つて、「然らば御世話に相成らうず。」と、おづおづ「きりしとほろ」のせなにのぼるが常ぢや。
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
見渡せば正面に唐錦からにしきしとねを敷ける上に、沈香ぢんかう脇息けふそくに身を持たせ、解脱同相げだつどうさう三衣さんえした天魔波旬てんまはじゆんの慾情を去りやらず、一門の榮華を三世のいのちとせる入道清盛、さても鷹揚おうやうに坐せる其の傍には
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)