“てふき”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元豊はひどく不思議に思って亭園へいって見た。小翠はもうどこへかいっていった所が解らなくなっていた。婢に訊くと婢はあかてふきを出していった。
小翠 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
かきの下に紅いてふきの落ちているのが見えた。陳は女の何人だれかが落して往ったのだろうと思って、喜んで袖の中に入れて、亭の中へあがって往った。そこにはつくえの上に硯や筆が備えてあった。
西湖主 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)