“てっぽうだま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鉄砲丸43.8%
鉄砲玉37.5%
鉄砲弾18.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると空中にざあっと雨のような音がして何かまっくらなものがいくかたまりもいくかたまりも鉄砲丸てっぽうだまのように川の向うの方へ飛んで行くのでした。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
というと蛾次郎がじろうは、その覆面ふくめんれが、目の下へくるよりはやく、鉄砲玉てっぽうだまれたうさぎのように、横ッとびの一もくさん——がけから崖をころげていってしまった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鳥捕りは二十ぴきばかり、袋に入れてしまうと、急に両手をあげて、兵隊が鉄砲弾てっぽうだまにあたって、死ぬときのような形をしました。と思ったら、もうそこに鳥捕りの形はなくなって、かえって
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)