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てっぽうず
ふりがな文庫
“てっぽうず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鉄砲洲
90.9%
鉄炮洲
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄砲洲
(逆引き)
お庄も叔父が見立ててくれた新しい
浴衣
(
ゆかた
)
などを着せられて、夕化粧をして、叔母と一緒に
鉄砲洲
(
てっぽうず
)
の
稲荷
(
いなり
)
の縁日などへ出かけた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
お
船蔵
(
ふなぐら
)
の裏通りから永代橋へ——そして
霊岸島
(
れいがんじま
)
——
鉄砲洲
(
てっぽうず
)
——
汐留橋
(
しおどめばし
)
——日比谷——仙石邸前——伊達家前——金杉橋——
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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鉄炮洲
(逆引き)
鉄炮洲
(
てっぽうず
)
の高洲、……まず、
久志本
(
くしもと
)
屋敷の棒杭から樫木までの七八町のあいだが寄り場になっておるんでございます。
顎十郎捕物帳:04 鎌いたち
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
予の初めて先生を
知
(
し
)
りしは
安政
(
あんせい
)
六年、月日は
忘
(
わす
)
れたり。先生が大阪より江戸に出で、
鉄炮洲
(
てっぽうず
)
の
中津藩邸
(
なかつはんてい
)
に
住
(
すま
)
われし始めの事にして、先生は廿五歳、予は廿九歳の時なり。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
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