“てじな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手品81.3%
奇術6.3%
幻術6.3%
魔術6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ハムーチャは人だかりのしてる広場に、新しい毛布を広げて、まず普通の手品てじなを使ってみせました。それから大声で言いました。
手品師 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
大次郎も千浪を伴い、この駕籠の奇術てじなを道中で演じながら東海道をまっすぐに遠州へ上ることになる。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
天神楽をさんと欲せば、この神の相好たちまち反応変化し自ら気付いて天に上り奏楽す。また能く幻術てじなを以て空中に乾闥婆城(蜃気楼)を現ず。
「私達には真似も出来ないわねエ。まア、魔術てじなみたいなものね。」