“てぎわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:テギワ
語句割合
手際99.0%
手練1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
投げ銭を受けることは本来この男の本芸であるが、今はホンの前芸にやって見せた手際てぎわ、そのあざやかさが、見物の気に入ったものらしく
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
手際てぎわよくやって驚かす性質のものではなく、むしろ如何にすれば成功し如何にすれば失敗するかを明らかにする方に効果がある。
物理学実験の教授について (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
はだか武兵衛様のあのお手練てぎわは人間業とは思われぬ
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)