“ていせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
汀川25.0%
汀線25.0%
程暹25.0%
鄭箋25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諏訪の諸君も、それから中村憲吉君も、数日来の張りつめた心に幾分の緩みを得て、そして酒に酔うたのであつた。森山汀川ていせん君は今夜向うにつめてゐる。藤沢君は夜更けてから向うに宿とまりに行つた。
島木赤彦臨終記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
森山汀川ていせん君は直ぐ僕たちを赤彦君の病室に導いた。
島木赤彦臨終記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
ましてや汀線ていせんの角度のちがい、風が内陸へ入って行く路筋みちすじによって、それぞれに異なる語原があったかのごとく、考えてみる必要などはないのである。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
張玉の肉薄して登るに及び、城ついに抜かれ、凱と程暹ていせん兪琪ゆき趙滸ちょうこ等皆らる。これ実にこのとし十月なり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
毛詩鄭箋ていせんと、それさえ消化こなしかねるほどの・文字通りの「スモオル・ラティン・アンド・レス・グリイク」
狼疾記 (新字新仮名) / 中島敦(著)