“つばもと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鍔元91.7%
鍔本4.2%
鎺元4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
随竜垣に手を掛けて土庇どびさしの上へ飛上って、文治郎鍔元つばもとへ垂れるのりふるいながら下をこう見ると、腕が良いのに切物きれものが良いから、すぱり
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
或時は大木倒すごとし。鍔本つばもとにきりこむ心得、西瓜きるごとし。梨子なしくふ口つき、三十六句みなやり句などといろいろにせめられはべるも、みな巧者の私意を思ひ破らせんのことばなり。
芭蕉雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
切先きっさきから鎺元つばもとまで八寸八分……一点の曇もない。
冥土行進曲 (新字新仮名) / 夢野久作(著)