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つきのわかんぱく
ふりがな文庫
“つきのわかんぱく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
月輪関白
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
月輪関白
(逆引き)
そういった了見かたで是非ともおれは上品上生の往生をしなければおかぬ、というのが専ら評判になり、
月輪関白
(
つきのわかんぱく
)
なども、わざわざそのことを法然に尋ねている。
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
崖の下は月輪川で、谷の
奥所
(
おくが
)
に
月輪関白
(
つきのわかんぱく
)
兼実
(
かねざね
)
の墓があるという。墓といえば、ついそこの眉にせまる
阿弥陀
(
あみだ
)
ヶ
峯
(
みね
)
の下あたりは墓や
御陵
(
ごりょう
)
だらけだった。鳥部野が近いのである。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
せんかんと
泉声
(
せんせい
)
が聞えて、床をふむ足の裏が
冷々
(
ひえびえ
)
とする。僧正とは、天台六十二世の
座主
(
ざす
)
、
慈円和尚
(
じえんおしょう
)
のことである。
月輪関白
(
つきのわかんぱく
)
の
御子
(
みこ
)
であり、また
連枝
(
れんし
)
であった。
介
(
すけ
)
は、廊下の端に坐る。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ここは、
月輪関白
(
つきのわかんぱく
)
どのの別荘ではないか」と足をとめて見まわしていると
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
月輪関白
(
つきのわかんぱく
)
様じゃ」と教えた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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