“つきて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
突手50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一里半富海とのみ(一名)駅なり。駅つきて山路にかかる。浮野嶢うきのたうげといふ。すべる所、望む所、貞世紀行尽せり。山陽道中第一の勝景と覚ゆ。一里浮野駅。一里宮市駅。三倉屋甚兵衛の家に休す。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
それから鈴ヶ森か小塚ッ原で高い木の上へ縛り付けられると、突手つきてが両方から槍をしごいて、科人とがにんの眼のさきへ突き付けて、ありゃありゃと声をかける。それを見せ槍というんだ、よく覚えておけ。
半七捕物帳:03 勘平の死 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)