“つうりき”の漢字の書き方と例文
語句割合
通力100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「来たか、昨夜ゆうべお前が魔者ののろいをり払ったから、もう通力つうりきうしのうた、これを持って往って、見つけたなら、ふたを開けろ、それまでは蓋を開けてはならんぞ」
赤い土の壺 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
生一本きいっぽんの酒を飲むことの自由自在、孫悟空そんごくうが雲に乗り霧を起こすがごとき、通力つうりきを持っていたもう「富豪」「成功の人」「カーネーギー」「なんとかフェラー」
号外 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
「いや、女になど触れたら、十数年、諸国の深岳しんがくで苦行した通力つうりきを一夜にして失ってしまう」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)