“ちんぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鎮撫86.2%
陳武10.3%
鎭撫3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうでしょう、暮田さん、沢家のおやしきの方へは何か報告が来るんでしょうか。東山道回りの鎮撫ちんぶ総督も行き悩んでいるようですね。」
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
それに侍立する文武官の顔ぶれを見れば、左の列には張昭ちょうしょう顧雍こよう張紘ちょうこう歩隲ほしつ諸葛瑾しょかつきん虞翻ぐほん陳武ちんぶ丁奉ていほうなどの文官。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かつて三河三奉行の一人、佛高力ほとけかうりきと呼ばれた河内守清長の曾孫で、島原の亂後、ぬきんでて鎭撫ちんぶの大任を命ぜられ、三萬七千石の大祿を食みましたが