“ちんちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
珍重87.2%
沈重10.3%
沈丁2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少くも貧乏な好事家こうずか珍重ちんちょうされるだけで、精々せいぜい黄表紙きびょうし並に扱われる位なもんだろう。
「死中、生アリ。生中、生ナシ。——嗚呼ああ珍重ちんちょう珍重。秋水冷やかなるを覚ゆ。謙信、なお死なずとみゆる」
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それに年が十六で、もう十九になっている玄機よりはわかいので、始終沈重ちんちょうな玄機に制馭せいぎょせられていた。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
私は『柵草紙しがらみぞうし』以来の先生の文学とその性行について、何とはなく沈重ちんちょうに考え始めようとした。
肉柱にくけいの香、沈丁ちんちょうの香、空気は匂いに充たされていた。
銀三十枚 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)