“ちょうもく”の漢字の書き方と例文
語句割合
鳥目100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼らは、ここで小半刻も、峠を登り切った疲れを休めると、鳥目ちょうもくを置いて、紫に暮れかかっている小木曾おぎその谷に向って、鳥居峠を降りていった。
恩讐の彼方に (新字新仮名) / 菊池寛(著)
サア、たんまりお鳥目ちょうもくを投げたり、投げたり! チャリンといいのする小判の一めえや二めえ、降ってきそうな天気だがなア
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
その牡丹だの、芍薬だの、結構な花が取れますから、たんとお鳥目ちょうもくが頂けます。まあ、どんなに綺麗きれいでございましょう。
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)