“ちょうきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
彫弓50.0%
貂裘25.0%
長久25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それのみか、曹操は、忘れたように、帝の彫弓ちょうきゅう金鈚箭きんひせん手挟たばさんだまま、天子に返し奉ろうともしなかった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
繿縷ぼろをまとうた蘇武の目の中に、ときとして浮かぶかすかな憐愍れんびんの色を、豪奢ごうしゃ貂裘ちょうきゅうをまとうた右校王うこうおう李陵りりょうはなによりも恐れた。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
それは、御身のため、長久ちょうきゅうの計でもあろう。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)