“ちょうえき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
懲役88.2%
張掖5.9%
張易5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同志会のためなら恩人を懲役ちょうえきにしてもかまわないと思っていらっしゃる、あなたもぼくも同じです、それがいまぼくにはっきりわかりました
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
つとに祖父の風ありといわれた騎射きしゃの名手で、数年前から騎都尉きといとして西辺の酒泉しゅせん張掖ちょうえきってしゃを教え兵を練っていたのである。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
それゆえ、李陵とともにここに越年し、春を待ってから、酒泉しゅせん張掖ちょうえきの騎各五千をもって出撃したほうが得策と信ずるという上奏文である。もちろん、李陵はこのことをしらない。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
張易ちょうえきという人が洛陽にいた時に、りゅうなにがしと懇意になりました。劉は仕官もせずに暮らしている男でしたが、すこぶる奇術を善くするのでした。