“ちゃつみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
茶摘100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春の茶摘ちゃつみ歌、五月雨さみだれ頃の田植歌、夏の日盛りの田草取の歌から、秋の哀れも身にきぬたの音、さては機織はたおり歌の如き、いやしくも農事に関する俗歌俗謡の如きものは
夫婦共稼ぎと女子の学問 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
その間間あいだあいだに緑色の半纏はんてんを着た茶摘ちゃつみ男とか、黄袍おうほうまとうた茶博士ちゃはかせとかいったような者が、二三十人まじって行くのですが、この猿が何の役に立つかは後で解ります。
狂人は笑う (新字新仮名) / 夢野久作(著)